2018/12/28

コミュニケーションの量を圧倒的に増やすには

なぜコミュニケーションを増やすのか。 物事は結局のところ人が動かしています。そのため、人と接する機会を増やして独自の情報網を構築したり、 いち早く目上の人や優秀な人、キーマンと繋がれば、会社や学校の中であろうと外であろうと、 自分の目的に有利な環境を整えることができるようになります。 本記事は自分を見つめ直すために、僕の考えをまとめたものです。一つの意見として、参考になれば光栄です。

ポイント:

✓ 対話の精神を持つ
✓ 相手の目的を察する(ただ話したいだけなのか、助言を求めているのか等)
✓ 相手の言っていることを理解していると表明する
✓ 質問方法を習得する
✓ 嫌がられないアドバイスの仕方を身につける

対話をしてますか?

最近中古の安いカメラが欲しくて友人に連絡を取ったんです。 一人目は「無い」って言ってきたので「そっかありがとう」で終わってしまったんですが、 二人目は「何でほしいの?」って質問してきて、更に「それなら知り合いに聞いてみる・・」 と言ってきたんです。これはすごいと感じました。要は僕はAかBか聞いただけなのに、 その人が僕に質問をして、だったらCがあるよっていってきたんです。

これって、こんにちはー、げんきですかーいいえーこちらこそ、みたいな いわゆるキャッチボールとは違うなって思ったんですね。今のこの会話には、 相手がどうしてこういうことを言っているのだろう、どのようにしてその考えに至ったのかを理解しようとする姿勢がありますよね。 なるほど、これが対話か、と僕は考えたんです。

会議とかでもそうですよね。相手の主張が理解できないなら却下するんじゃなくて、 その結論に至るまでの過程をきいていけば自分にはない考えがそこにあるかもしれないわけです。

このように対話を中心としたコミュニケーション全般が増えると 世の中にもっと良いアイディアや議論が生まれたり、より良い選択っていうのができるようになるのではないかと思うようになったんです。

コミュニケーションは聞き手も超重要

まずはコミュニケーションを増やす方法です。そもそもコミュニケーションは人とするものです。 人は認められたい、意見を理解して欲しい生き物なんです。ということはコミュニケーションは聞き手が重要だと、これが僕の意見です。 当然、聞き手はこの人に話を聞いてよかったと思われないといけない。 そのための技術はあるが、話を聞いて欲しいだけの人にアドバイスをしても無駄なように、まず前提として話し手の目的を認識しないといけないですね。 今回は対話にフォーカスにしているので、会社の会議をイメージしてください。

理解と質問をマスターする

コミュニケーションには理解と質問が重要です。 ①理解とは、正しくいうと「理解を示す」ということです。 要は「この人はちゃんと自分の言ってること理解してくれた、ちゃんと話を聞いてくれたんだな」と思われないといけない。 信頼が無い人に質問をされたらどうでしょう?大事な情報を与えたいとは思わないでしょう。相手に理解を示すことで、 まずは感情の部分を構築すると。そこから質問に移行していくのです。 理解を示すにはいくつか方法がありますが、最もシンプルなのが相手の話を整理することです。 「今のプレゼンは〇〇で、〇〇だからこういう結論になったという考えで正しいですか?」と尋ねて、相手の主張を自分が理解できるか確認すればいいんです。 そこで相手の反応が良ければ、質問に初めて移行ができるんです。

質問自体には困ることはない

しかし、この質問が難しいんだと思ってはいないですか?ここでとある考え方を紹介します。 人の話を聞けば、質問ぽんぽん出ると思うんです。 何故なら、人の話ってすべて演繹と帰納に分けられますよね。 そして、それぞれの話し方にはツッコミどころがあるので、そこを掘り下げるだけで、むしろ作業に近いと思います。 例えば演繹という枠組みには三段論法という話し方があります。

ソクラテスはライザップに通っている
ライザップに通っている人は皆ダイエットに成功している
ソクラテスもダイエットに成功している

このような推論があるとしましょう。さて、演繹という枠組みでは、前提となる情報が正しければ、結論も正しいという規則があります。 ということは、「ライザップに通っている人は皆ダイエットに成功しているの?」のように、その前提が正しいかどうか質問すればいいのです。 演繹には三段論法の他にもいくつか種類があります。 「モーダスポネンス」というのを紹介しましょう。名前は聞き慣れないですが、

嵐が東京ドームでコンサートをすれば、4万人以上集まる
嵐が東京ドームで来月コンサートをする
ということは、東京ドームに4万人以上集まる

最初の前提が正しければ結論も正しいのはお分かりですよね。 では、これはどうでしょう。

嵐が東京ドームでコンサートをすれば、4万人以上集まる
東京ドームに4万人集まっている。
ならば嵐がコンサートをしている。

モーダスポネンスは、「AならばB。この前提が正しければ、Aが起こるとBも起こる」という関係を表していますが、 Bが起こるのはAが起こったからということの証明には使えません。 東京ドームで他のアーティストがコンサートを開催したのかもしれないし、野球の試合が開催されたからかもしれませんね。 演繹ではこのように、 前提が正しいかの確認に加えて、それぞれの話し方個別にツッコミどころがあります。

次に、帰納という枠組みを紹介します。 こちらは筋よりも、個別の情報を元にこういう傾向がある、と考える方法です。 例えば、

Aさんは会社に遅刻して、電車の遅延のせいだと嘘をついた。
Bさんは会社に遅刻して、電車の遅延のせいだと嘘をついた。
Cさんは会社に遅刻して、電車の遅延のせいだと言った。
Cさんも嘘をついている

これは類推型の帰納法と呼ばれます。すべての情報が正しいとしても結論は保証されていないのが帰納法です。 この場合は、3人の情報しか挙げていないので、 では特定の期間内で会社に遅刻したのは何人で、その原因は何なのか、のような質問ができますね。

この質問をマスターすれば、人と話すときに困るという事は殆ど無くなるでしょう。

ピーマンを食べろというお母さんを論破できるか

さて、人の主張が演繹か帰納で成り立っているかがわかれば質問には困らないからもしれませんが、 最も大事なのは、相手の主張がどの様に成り立っていて、どんな目的を持っているのだろう、どうすれば課題を解決できるかという気持ちがあることでしょう。 例えば、お母さんはピーマン食べてとか牛乳を飲んでとか言いますが、それに対して「うるせー」と返していたら、そこからは何も生まれない。 そうではなくて、どうしてそういう主張をしているのかを確かめていった方が自分にもお母さんのためにもなるはずです。

グッドもっと」とは

Yahoo!アカデミアの伊藤羊一氏が書いた「1分で話せ」という本があります。この本に書いてあった「グッドもっと」について紹介します。 グッドもっととは、例えば誰かのプレゼンに対して良い点を褒め、改善点に関しては「こうするともっと良くなるよ」といってあげることです。 そうすると、最初に良い点を褒められた後に「もっと良くなる方法」を教えられることでもっとやる気が出るそうで、なるほどと思って 早速使ってみたんです。僕は立場上スペイン語についての質問をよく受けるのですが、それに対してここが良いね、こうするともっと良くなるよ!と言ったら、 「そうなんですね!ありがとうございます!」と奮い立った様子をみせてくれました。

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