2018/1/13

ブエノスアイレスは安全だった!?

「盗まれたときの対応」と「盗まれる確率を下げる方法」を知って安心して暮らす

ブエノスアイレスでは自然溢れる広場でお昼寝もできるし、 24時間運営のバスを利用して深夜に出かけるのも一般的です。 また、街中ではスマホをいじりながら歩いたり地下鉄で寝る人もいるでしょう。 では、何故観光客の間では治安が悪いイメージがつきまとっているのでしょうか。 それは、泥棒が標的にしやすいのが観光客だからです。想像よりずっと穏やかなブエノスアイレスを前に 安心しきってしまうのかもしれません。

ポイント:

✓ 数字でみるアルゼンチン
✓ 強盗にあったら?抵抗は絶対にしてはいけない
✓ 標的にされにくくする方法
✓ 実は「安全エリア」の方が犯罪発生件数は多い

数字でみるアルゼンチン

窃盗強盗強姦 殺人
アメリカ1773101384.88
フランス1906163201.58
アルゼンチン626102086.53
日本3562.40.990.31

出典:UNODC

国別犯罪データをみると、各国の現状が窺えますね。 スリなどの窃盗が少ないというより盗みを働く際に拳銃を持ち歩くので、 結果として窃盗としてカウントされず、強盗発生件数が多くなる面もあるかもしれません。 殺人発生率の高いフランスと比べても強盗は9倍、殺人1.2倍を記録しています。 改めて日本の治安の良さが目立ちます。

強盗にあったら?抵抗は絶対にしてはいけない

犯罪発生率が高いということは、犯罪に遭うことを前提とするべきです。 グラフにあるように強盗率が高いということは、 抵抗した場合発砲されたり刺される確率が高いということです。 盗まれるなら経済的な被害はもちろんですが、 身体的な被害は絶対に抑えなければなりません。 ということは、街中で強盗にあったら「一切の抵抗はせず、持ち物を全部あげる」ことが正解です。 2014年、エクアドルで邦人夫妻がタクシー移動中に強盗に襲われて死傷した事件では、 抵抗をしたことが殺害に及んだ原因なのではないかという推測もされています。 犯人は薬物やアルコールで意識が飛んでいる可能性も考えられるので、何をするのかわからないというところがこわいですね。

標的にされにくくする方法

海外で危ないのは安全そうにみえて、一本道を外すと突然危険エリアになったりすることです。 そんな時に、スマホをみながら歩いたり迷っている素振りを見せるとすぐに狙われてしまうでしょう。 堂々と歩き、困ったときはすぐに人に聞くことが大事です。 筆者の場合は歩く時、常に顔を上げて数秒ごとに360°周囲を確認をします。また、遠くから危なさそうな人が歩いてくると、 進行方向はそのままでも道路を渡ったり、アクションを起こして「周りに注意を払っている」アピールをします。

実は「安全エリア」の方が犯罪発生件数は多い

観光客が盗みの被害に遭いやすい理由として挙げられるのが、意識が低いことでしょう。 どれだけ気をつけろと言われても気が緩むのです。 何故かと言うと、事前に安全マップ等をみて治安状況は確認するのですが、 犯罪率の高い国や地域では、真昼間の大通りや観光地でも犯罪は起こるので気が抜ける場所は存在しないのです。 にも関わらず、ここは安全な地域だと過信してしまい、気づいたら物がなくなっていたり、一瞬のスキをつかれてしまいます。

実際ブエノスアイレスの場合は、危険とされているボカ地区よりも「高級住宅街」「おしゃれ地域」と言われているパレルモやレコレタ地区の方が窃盗の件数は多いのです。

いつ、どこで犯罪に遭うかわからないのがアルゼンチンです。 しかし、実際は公園や広場で寝てる人もたくさんいるし、交通機関でぼけーっとしてる人々も大勢いるように、 筆者個人も普段の生活をする限り危ない目に遭ったことはありません。 犯罪に遭うことを前提として、遭ったらどうすればいいか、遭う確率を下げるにはどうすればいいか、そう紐解いていくことで、 気持ちを安定させることがアルゼンチンで安心して過ごすポイントなのです。

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